マルチメディア図書 デイジー(DAISY)制作研修会(奈良平成16年度)
読む事に困難をもたれている方・児の困難を軽減する、マルチメディア図書デイジーの制作研修会を開きました。
DAISYとは、Digital Accessible Information Systemの略で、 日本では「アクセシブルな情報システム」と訳されています。
日 時 平成16年8月28日(土曜)29日(日曜)30日(月曜) 10:00〜17:00
場 所 奈良女子大学
研修参加者8名
当事者、当事者の親、教職員3名、塾の先生、図書館の司書、看護師
主 催 日本障害者リハビリテーション協会
コーディネイト 奈良DAISYの会
1日目(8月28日)
国立身体障害者リハビリテーション研究所障害福祉研究部長の河村宏さんから、DAISY概説 「現況と将来」の講演がありました。DAISY が米国で標準的な規格になったことなど、現況と、新しい SMIL規格が 携帯電話による、DAISY 規格のマニュアルの提供を可能にするというような、近い将来の展望を含む、明確な方向性と、示唆に富む講演でした。
次に財団法人日本障害者リハビリテーション協会の吉広賢史さんから DAISY 図書制作実技指導がありました。XML作成から、XMLのSigtunaDAR3 への読み込みまでの作業を行いました。
2日目(8月29日)
今回、初日に研修者の自己紹介なしで研修に入り、お互いの目的意識を共有することなく、初日の研修が終了したのに気づき、二日目の研修会は、それぞれの目的を明確にし、共有するために、自己紹介から始まりました。自己紹介後の研修会は、チームとしての生産性を感じるほどに、講師陣と研修者の一体感が生まれ、それまでの研修会とがらりと様子が変わりました。やはり、それぞれの目的意識を共有すると言うことが、如何に生産性を高めるのかと言うことを実感しました。
XMLのSigtunaDAR3 への読み込み、音入れまでの作業を行いました。
3日目(8月30日)
週日であるにもかかわらず、全員さんかで、XMLの作成、XMLのSigtunaDAR3 への読み込み、音入れまでの作業を繰り返し、即帰宅後、DAISY eBook 制作に取りかかれるような、研修となりました。
国連世界情報社会サミットの Civil Society の Disability Group の情報収集、集約の要職、Focal Point として、超多忙な中、研修にご講演頂いた、河村宏さんに感謝です。
3日間、研修会の実技指導に当たって頂いた、財団法人日本障害者リハビリテーション協会の吉広賢史さん、研修会の進行に広く且つ細心な配慮をしてくださった、財団法人日本障害者リハビリテーション協会の木戸口さんに心からの感謝です。
ご多忙な中、研修に参加して頂いた研修生の皆様、本当に有り難うございました。
奈良デイジーの会員は、研修会を2年連続奈良で開けたことを、とても幸せに感じております。また、全員で研修会をサポートできたことに、誇りを感じております。
この研修会が今後果実を生むことを、心から祈っております。